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腎臓の働き・腎臓の病気

腎臓はどのような働きをしているのか?腎臓におこる病気にはどのようなものがあるのか?など腎臓について詳しく解説します。

   

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腎炎で蛋白尿・血尿がでる原因

腎炎は腎臓に炎症がおこる症状の総称です。
腎炎では、特に腎臓で血液の濾過をする働きをしている糸球体が炎症を起こし、濾過機能が損傷を受けると、本来尿中に漏れないたんぱく質や赤血球などが尿中に出てくるため、尿検査で蛋白尿や血尿が見られます。

蛋白尿・血尿の出る仕組み

腎臓に送られてきた血液は、毛細血管の塊である糸球体から濾過がはじまります。。
糸球体は毛細血管の内皮と基底膜、ボーマン嚢を作っているたこ足細胞の3層がフィルターの役割となり、血液を濾過しています。
ここでは分子量の大きなたんぱく質や赤血球、白血球などがフィルターの働きで濾されて、通常、通過することはできません。

ところが、糸球体が炎症を起こして、このフィルターがもろくなったり、破れたりするとたんぱく質や赤血球なども通り抜けることができるため、尿中に漏れ出てしまうのです。
腎炎

フィルターが破れる理由

細菌などの抗原が体内に侵入すると、抗原を退治するために免疫グロブリンという抗体が作られます。
抗原と抗体が結合したものを免疫複合体といいますが、これが糸球体の基底膜に付着すると炎症が起こります。
炎症を起こした基底膜やたこ足細胞はもろくなったり破れたりするのです。
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